【映画評】スターウォーズ 最後のジェダイの感想(ネタバレあり)
こんにちは、かえでです。
今回はスターウォーズ最新作について書いていきたいと思います(ネタバレあり)。
©︎Disney
まず一言で言うと、”ザ・ディズニー”ということです。
例えば、ファンの中では「レイはルークの子供(孫)説」が優勢(?)だったが、レイはただの一般人でした(カイロ・レンが嘘を言っている可能性もありますが)。
最後に出てくるフォースの力がある少年もそうですが、「フォースの力はみんな手にできるよ!」という熱いメッセージ(笑)なわけです(スカイウォーカー家から話を切り離せば半永久的にスターウォーズを続けられるのも理由の1つでしょう)。デイジー・リドリーがEP10以降レイを演じる意思がないそうなので、そこの交渉次第でこの少年の出所が変わるかなと思います。
あとは軍隊にやたら女性及び黒人、アジア人(ローズ含め)が起用されているのが気になりました。そんなに批判されたくないのかな?と感じてしまいましたね。「美女と野獣」(2017)におても、18世紀であの王子が黒人を晩餐会に招いたりするとは考えにくいですよね。ローズについては後で。
本編について言うと、まず死に方が雑。アクバー提督やスノーク。スノークは誰なのかよくわからないまま死にました(復活するかもしれないけど)。「カイロ・レンが何を考えているか分かるぞ!」と言いながらライトセーバーで斬られるっていう...
ホルド提督をなぜ登場させたのかも謎です。アクバー提督が突っ込んでなんの支障があるのか。
レイアが宇宙を飛んだり、ヨーダが雷を落とすのはアニメシリーズでやってるらしいので、「フォースノチカラガー」と言う批判は見当違いだと思います。
また、なんだか嫌な予感がする(I have a bad feeling about this)がない点で古参を見捨てているとの批判がありましたが、BB-8が言っているらしいです。
It’s in there!
— Rian Johnson (@rianjohnson) 2017年12月14日
さて、個人的に1番問題だと思っているのはローズです。
存在はいいとしても(よくないけど)、フィンとキスするのは本当に不可解。とりあえずラブシーン入れてみました感がすごい。
あと脚本がイマイチ。無駄に長い。反乱軍グダグダしすぎ。もうちょっとまとめられたかな、と思います。
ここまで散々文句をだらだら言ってきましたが、カイロ・レンは本当によかった。彼の今後がとても楽しみ。
まあEP9が公開されないとこの作品の真価はわかりませんが。
10点中6点としておきます。